行と列を追加・削除する

STEP 05 表に行や列を追加・削除してみよう
〜商品を入力して、表に新しい項目を足してみます〜

第1章 スプレッドシートを触ってみる / 目安15分

行と列を追加・削除する|STEP05

STEP04では、在庫管理表の項目として「商品名」「カテゴリ」「単価」の見出しを作りました。

今回は、いよいよ表の中に商品を入れてみます。さらに、「商品が増えたら行を追加する」「項目を増やしたくなったら列を追加する」という操作もやってみましょう。

表は、最初から完璧に作る必要はありません。必要になったら、あとから行や列を足していけば大丈夫です。

今日のゴール

  • 行を追加できる
  • 列を追加できる
  • いらない行・列を削除できる

では、在庫管理表を少しずつ育てていきましょう。

① まず、商品を入れてみる

STEP04で作った表を使います。いまは、見出しだけの状態ですね。まずは、商品を2つ入力してみましょう。

「りんご」を入力する

最初に、A2をクリックします。A2は「A列の2行目」=「商品名」のすぐ下のセルです。ここに、

  1. A2に「りんご」と入力 → Tab(右のB2へ)
  2. B2に「くだもの」と入力 → Tab(右のC2へ)
  3. C2に「120」と入力 → Enter

これで「りんご」の1行が入りました。

数字を打ってすぐTabを押すと、日本語入力(IME)の変換候補(半角・全角など)が出ることがあります。そのときは、数字を半角で入力するか、数字のあと一度Enterで確定してからTabを押すと、スムーズです。

「みかん」を入力する

次は、「りんご」の下にもう1つ。A3(りんごのすぐ下)から、同じように入れます。

  1. A3に「みかん」→ Tab
  2. B3に「くだもの」→ Tab
  3. C3に「100」→ Enter

表は、こうなりました。

商品名カテゴリ単価
りんごくだもの120
みかんくだもの100

これで、在庫管理表に商品が入りました。

りんご・みかんを入力した表。単価は右寄せ
商品を2つ入れました(単価は右に寄ります)

💡 知っておくと便利:Tabで入力すると、Enterの動きが変わる

さっきの入力で「Enterを押したら、A列に戻った!」と気づいたかもしれません。Tabで横に進みながら入力すると、最後にEnterを押したとき、カーソルが次の行のいちばん左(入力を始めた列)に戻ります。

A2 → Tab → B2 → Tab → C2 → Enter → A3

商品を続けて入力するとき、毎回マウスでA列をクリックしなくてよいので便利です。
※ただし、途中でマウスで別のセルを直接クリックして入力した場合は、この動きになりません(Enterは、そのセルの下へ動きます)。「次の商品でA列に戻ってほしい」なら、Tabで横に進みながら入力するのがコツです。

② 行を追加する

商品が増えたら、行も増やします。たとえば、「りんご」と「みかん」の間に、バナナを追加したいとしましょう。

行を1行追加する

いま、3行目に「みかん」が入っています。その「みかん」の上に、行を入れます。

  1. 左側の行番号「3」右クリックする
  2. メニューから「上に1行挿入」をクリック
行番号3を右クリックしたメニュー。「上に1行挿入」「下に1行挿入」「行を削除」がある
行番号を右クリック →「上に1行挿入」

📱 スマホの場合

スマホには右クリックがありません。行番号をタップして行を選ぶと、上に操作バーが出ます。右端の「>」をタップして送ると、「上に1行挿入」「下に1行挿入」「行を削除」などが出てきます(列も同じで、列を選んでバーを送ると出ます)。

スマホで行を選び、操作バーを送ると「上に1行挿入」が出ている画面
「>」で送ると「上に1行挿入」が出てきます

すると、3行目の上に新しい行ができ、「みかん」は1つ下の4行目に移動します。新しくできた3行目に、次を入力します。

表は、こうなります。

商品名カテゴリ単価
りんごくだもの120
バナナくだもの80
みかんくだもの100

「この場所に入れたい」というときは、その場所の行を選んで、上または下に挿入できます。行番号を右クリックすると、「下に1行挿入」も選べます。

りんご・バナナ・みかんの順に並んだ表
「りんご」と「みかん」の間にバナナが入りました

複数の行をまとめて追加する

たくさん追加したいときは、1行ずつでなくてOKです。追加したい数だけ行を選んで右クリックすると、「上に3行挿入」「下に3行挿入」のように、まとめて追加できます。

まずは「必要な場所に行を追加できる」と覚えておけば大丈夫です。

3つの行を選択して右クリックしたメニュー。「上に3行挿入」がハイライトされている
3行選んで右クリックすると「上に3行挿入」が選べます

③ 行を削除する

今度は、さっき追加した「バナナ」の行を削除してみましょう。

  1. 行番号「3」(バナナ)を右クリックする
  2. メニューから「行を削除」をクリック
行番号3を右クリックしたメニュー。「行を削除」がハイライトされている
行番号を右クリック →「行を削除」

すると、3行目が削除され、バナナのデータも一緒に消えます。

※行を削除すると、その行のデータも消えます。削除する行を間違えないよう注意しましょう。(間違えたら Ctrl+Z で元に戻せます)

④ 列を追加する

次は、列を追加します。いまの表には 商品名・カテゴリ・単価 がありますが、在庫管理表として使うなら「この商品は何個あるの?」という情報も欲しくなります。そこで、「在庫数」の列を追加します。

「在庫数」の列を 単価の左に追加する

いま「単価」はC列に入っています。この単価の左に、在庫数の列を入れます。

  1. C列の「C」(列のアルファベット)を右クリックする
  2. メニューから「左に1列挿入」をクリック
列Cを右クリックしたメニュー。「左に1列挿入」がハイライトされている
列のアルファベットを右クリック →「左に1列挿入」

📱 スマホの場合も、行と同じです。列(A・B…)のアルファベットをタップして列を選び、上のバーを「>」で送ると、「左に1列挿入」「右に1列挿入」「列を削除」が出てきます。

すると、Cの左に新しい列ができ、「単価」は1つ右のD列に移動します。並びは 商品名|カテゴリ|(新しい列)|単価 になりました。新しくできたC1に「在庫数」と入力し、続けて次を入力します。

表は、こうなります。

商品名カテゴリ在庫数単価
りんごくだもの10120
みかんくだもの8100

少しずつですが、在庫管理表らしくなってきましたね。

商品名・カテゴリ・在庫数・単価がそろった表
在庫数の列が加わりました(商品名・カテゴリ・在庫数・単価)

列を追加する場所も選べます

列も、行と同じように好きな場所へ追加できます。

「この項目を間に入れたい」というときにも使えます。行が「上・下」なら、列は「左・右」。同じ考え方です。

⑤ 列を削除する

列も、行と同じように削除できます。間違えて不要な列を追加してしまったときは、

  1. 削除したい列のアルファベット右クリックする
  2. メニューから「列を削除」をクリック

これで、その列が削除されます。

※列を削除すると、その列のデータも消えます。「本当にいらない列かな?」と確認してから削除しましょう。(もし間違えても、Ctrl+Zで簡単に元に戻せます)

今日わかったこと

やりたいこと操作
行を追加する行番号を右クリック → 上・下に挿入
複数の行を追加複数の行を選択 → 右クリック → ○行を挿入
列を追加する列のアルファベットを右クリック → 左・右に挿入
行を削除する行番号を右クリック → 行を削除
列を削除する列のアルファベットを右クリック → 列を削除

大切なのは、「表はあとから変更できる」ということ。最初から完璧に作ろうとしなくて大丈夫です。必要になったら足し、いらなくなったら消す。それで十分です。

今日の練習

では、もう一度やってみましょう。さっき削除した「バナナ」の行を もう一度追加してみてください。

「りんご」と「みかん」の間に行を追加して、次を入力:

商品名カテゴリ在庫数単価
バナナくだもの580

※在庫数の「5」を入れたあと、Tabで「あれっ?」と変換候補(半角・全角など)が出た方は → 数字のあとのTabのコツで復習できます。

練習の完成。りんご・バナナ・みかんに在庫数と単価が入った表
これができたらクリアです

「行を追加して、商品を入れる」ができたら、STEP05はクリアです。おつかれさまでした。

まとめ

STEP05では、表に行や列を追加したり、削除したりする方法を覚えました。商品が増えたら行を追加、新しい項目が必要になったら列を追加、いらなくなったら削除。スプレッドシートでは、表を作ったあとでも、自由に形を変えられます。

これから商品や項目が増えても、必要に応じて表を育てていきましょう。

次のステップ

次は、入力したデータをコピーして使ってみます。同じ内容を何度も入力しなくてよくなる、便利な操作です。少しずつ操作を覚えながら、在庫管理表をさらに使いやすくしていきましょう。

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