電卓のメモリー機能 練習問題の答えと解き方
M+・M−・MR(中級10問)
「見て覚える 電卓のメモリー機能」の練習問題(中級10問)の、答えと解き方です。中級では、初級の M+ と MR に加えて M−(メモリーBOXから引く)を使います。「8×7−4×6」のような式を、足す答えは M+、引く答えは M− でメモリーBOXに集めて、最後に MR で答えを出します。問題5からは割り算もまざります。
1問ずつ、押す順番・メモリーBOXに入る数字・まちがえやすいところをまとめました。まだ解いていない方は、先に挑戦してみてください。
どの問題も、始める前に AC と MC を押して、電卓をまっさらにしてから始めます。前の数字が残っていると、正しく押しても答えが合いません。押す順番は、どちらが先でもかまいません。
| 押すボタン | 消えるもの | 見るところ |
|---|---|---|
| ① AC | 画面の数字・トータルBOX(メモリーは消えない) | 画面の数字が 0 になる |
| ② MC | メモリーBOX | 画面の「M」の印が消える |
M− の使い方(引く答えは M−)
M− は、画面の数字をメモリーBOXから引くボタンです。M+ が「足して入れる」なら、M− は「引いて入れる」です。見えるメモリー電卓では、M− を押すとメモリーBOXに「−24」のようなマイナスのレモンが入ります。
| 押す順番(問題1の 8×7−4×6) | メモリーBOXに入る数字 | メモリーBOXの合計 |
|---|---|---|
| 8 × 7 M+ | 56 | 56 |
| 4 × 6 M− | −24 | 56−24=32 |
| MR | 32 |
式の「+」のうしろの答えは M+、「−」のうしろの答えは M− です。1つ目の答えは M+ で入れます。
練習問題では、最後に MR を押して、画面に答えが出たら正解です(問題5だけは、引き算がないので GT でも正解)。途中の答えを覚えて、自分で「56−24=」と計算しても答えは出ますが、練習問題では正解になりません。坊やが「答えは合っているよ。M+ と M− で集めてみよう」と声をかけるので、M+ と M− で集めてみてください。
問題1 8×7−4×6
式:8×7−4×6(8×7=56、4×6=24)
M+ と M− のやり方(足す答えは M+、引く答えは M− でメモリーBOXに集める)
| 押す順番 | メモリーBOXに入る数字 | メモリーBOXの合計 |
|---|---|---|
| 8 × 7 M+ | 56 | 56 |
| 4 × 6 M− | −24 | 56−24=32 |
| MR | 32 |
まちがえやすいところ:M− の代わりに M+ を押すと、24 も足されて 56+24=80 になってしまいます。引く答えは M− です。M− を押すと、メモリーBOXに「−24」のレモンが入るので、引いたことが目で見て分かります。
問題2 25×4−9×6
式:25×4−9×6(25×4=100、9×6=54)
M+ と M− のやり方(足す答えは M+、引く答えは M− でメモリーBOXに集める)
| 押す順番 | メモリーBOXに入る数字 | メモリーBOXの合計 |
|---|---|---|
| 25 × 4 M+ | 100 | 100 |
| 9 × 6 M− | −54 | 100−54=46 |
| MR | 46 |
まちがえやすいところ:メモリーを使わずに「25×4−9×6=」と続けて押すと、多くの電卓は左から順に計算するので、(100−9)×6=546 になってしまいます。掛け算の答えを1つずつ M+ と M− で集めるのは、このためです。
問題3 32×3−14×5
式:32×3−14×5(32×3=96、14×5=70)
M+ と M− のやり方(足す答えは M+、引く答えは M− でメモリーBOXに集める)
| 押す順番 | メモリーBOXに入る数字 | メモリーBOXの合計 |
|---|---|---|
| 32 × 3 M+ | 96 | 96 |
| 14 × 5 M− | −70 | 96−70=26 |
| MR | 26 |
まちがえやすいところ:14×5 と押したあと、= を押さずに M− を押して大丈夫です。M− が掛け算の答え(70)を出してから、メモリーBOXから引いてくれます。
問題4 45×12−18×25
式:45×12−18×25(45×12=540、18×25=450)
M+ と M− のやり方(足す答えは M+、引く答えは M− でメモリーBOXに集める)
| 押す順番 | メモリーBOXに入る数字 | メモリーBOXの合計 |
|---|---|---|
| 45 × 12 M+ | 540 | 540 |
| 18 × 25 M− | −450 | 540−450=90 |
| MR | 90 |
まちがえやすいところ:数字が大きくても、やり方は同じです。最後に MR を押す前に、メモリーBOXに「540」と「−450」の2つが入っているか見てみましょう。
問題5 84÷4+96÷8
ここからは割り算もまざります。式:84÷4+96÷8(84÷4=21、96÷8=12)
この問題は引き算がないので、初級と同じく M+ のやり方でも GT のやり方でも正解です。
M+ のやり方(メモリーBOXに集める) ← ヒントで案内するやり方
| 押す順番 | メモリーBOXに入る数字 | メモリーBOXの合計 |
|---|---|---|
| 84 ÷ 4 M+ | 21 | 21 |
| 96 ÷ 8 M+ | 12 | 21+12=33 |
| MR | 33 |
GT のやり方(トータルBOXに集める)
| 押す順番 | トータルBOXに入る数字 |
|---|---|
| 84 ÷ 4 = | 21 |
| 96 ÷ 8 = | 12 |
| GT | 33 |
まちがえやすいところ:割り算の答えも、掛け算と同じように M+ で集められます。続けて「84÷4+96÷8=」と押すと、左から順に計算されて (21+96)÷8=14.625 になってしまいます。
問題6 25×12−96÷6
式:25×12−96÷6(25×12=300、96÷6=16)
M+ と M− のやり方(足す答えは M+、引く答えは M− でメモリーBOXに集める)
| 押す順番 | メモリーBOXに入る数字 | メモリーBOXの合計 |
|---|---|---|
| 25 × 12 M+ | 300 | 300 |
| 96 ÷ 6 M− | −16 | 300−16=284 |
| MR | 284 |
まちがえやすいところ:割り算の答えも、掛け算と同じように M− で引けます。96÷6 と押したら、= を押さずにそのまま M− を押します。
問題7 48×25−360÷8
式:48×25−360÷8(48×25=1,200、360÷8=45)
M+ と M− のやり方(足す答えは M+、引く答えは M− でメモリーBOXに集める)
| 押す順番 | メモリーBOXに入る数字 | メモリーBOXの合計 |
|---|---|---|
| 48 × 25 M+ | 1,200 | 1,200 |
| 360 ÷ 8 M− | −45 | 1,200−45=1,155 |
| MR | 1,155 |
まちがえやすいところ:答えが4けたになっても、やり方は同じです。360÷8 は 45 です。M− を押したら、メモリーBOXに「−45」が入ったか見てみましょう。
問題8 6×7+8×5−9×4
式:6×7+8×5−9×4(6×7=42、8×5=40、9×4=36)
M+ と M− のやり方(足す答えは M+、引く答えは M− でメモリーBOXに集める)
| 押す順番 | メモリーBOXに入る数字 | メモリーBOXの合計 |
|---|---|---|
| 6 × 7 M+ | 42 | 42 |
| 8 × 5 M+ | 40 | 42+40=82 |
| 9 × 4 M− | −36 | 82−36=46 |
| MR | 46 |
まちがえやすいところ:式が3つになっても、足す答えは M+、引く答えは M− で、順番にメモリーBOXに入れていくだけです。最後の 9×4 だけが M− です。
問題9 12×15+14×6−16×9
式:12×15+14×6−16×9(12×15=180、14×6=84、16×9=144)
M+ と M− のやり方(足す答えは M+、引く答えは M− でメモリーBOXに集める)
| 押す順番 | メモリーBOXに入る数字 | メモリーBOXの合計 |
|---|---|---|
| 12 × 15 M+ | 180 | 180 |
| 14 × 6 M+ | 84 | 180+84=264 |
| 16 × 9 M− | −144 | 264−144=120 |
| MR | 120 |
まちがえやすいところ:途中で MR を押しても大丈夫です。MR は合計を画面に出すだけなので、メモリーBOXの中身は消えません(12×15 と 14×6 のあとなら 264 が出ます)。
問題10 36×25−27×14+432÷16
式:36×25−27×14+432÷16(36×25=900、27×14=378、432÷16=27)
M+ と M− のやり方(足す答えは M+、引く答えは M− でメモリーBOXに集める)
| 押す順番 | メモリーBOXに入る数字 | メモリーBOXの合計 |
|---|---|---|
| 36 × 25 M+ | 900 | 900 |
| 27 × 14 M− | −378 | 900−378=522 |
| 432 ÷ 16 M+ | 27 | 522+27=549 |
| MR | 549 |
まちがえやすいところ:最後の 432÷16 は足すので M+ です。M− のあとも、足すときは M+ に戻ります。式の「+」「−」を1つずつ見て、M+ か M− かを決めましょう。
メモリー機能を、もっとくわしく
M+・M−・MR・MC・GT(グランドトータル)の意味や違いは、こちらで説明しています。
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