見て覚える 電卓のメモリー機能 入門の答えと解き方
練習問題10問(=・GT・C・AC と M+・MR・MC)
「見て覚える 電卓のメモリー機能」入門(練習問題10問)の、答えと解き方です。1問ずつ、押す順番と、押したときに画面・トータルBOX・メモリーBOX・「M」の印がどう変わるか、まちがえやすいところをまとめました。
入門の問題には、押すボタンが書いてありません。まだ解いていない方は、先に自分で考えて押してみてください。ボタンの動きをまだ知らない方は、① はじめの STEP(全15)からどうぞ。
入門の10問は、1問ずつ別々の問題です。どの問題も、始める前に AC と MC を押して、電卓をまっさらにしてから解きます。前の問題の数字が残っていると、正しく押しても答えが合いません。
押す順番は、先に AC、次に MC です。2つとも押すのは、消えるものがちがうからです。
| 押すボタン | 消えるもの | 見るところ |
|---|---|---|
| ① AC | 画面の数字・トータルBOX(メモリーは消えない) | 画面の数字が 0 になる |
| ② MC | メモリーBOX | 画面の「M」の印が消える |
練習ページでは、問題ごとに坊やが「AC → MC」の順に声をかけます。まちがえたときも、その問題を AC → MC からやり直します。
下の表の「空」は、BOXに何も入っていないことです。「M」の列は、画面の左上の「M」の印が出ているかどうかです。足し算は、2つの数の順番が逆でも答えが同じなので、どちらでも正解です。
電卓の基本操作(問題1〜3)
問題1 答えをトータルBOXに入れる
6+2 の答えを、トータルBOXに入れよう
押す順番:6 + 2 =
| 押す | 画面 | トータルBOX | メモリーBOX | M |
|---|---|---|---|---|
| 6 + 2 | 2 | 空 | 空 | なし |
| = | 8 | 8 | 空 | なし |
ポイント:= を押すと、画面に答えが出るのと同時に、その答えがトータルBOXに入ります。トータルBOXに入れるために特別なボタンはいりません。
2+6= と押しても答えは同じ 8 なので、正解です。
問題2 2つの答えの合計を出す
3×2 と 4×1 を計算して、2つの答えの合計を画面に出そう
押す順番:3 × 2 = → 4 × 1 = → GT
| 押す | 画面 | トータルBOX | メモリーBOX | M |
|---|---|---|---|---|
| 3 × 2 = | 6 | 6 | 空 | なし |
| 4 × 1 = | 4 | 6・4(合計 10) | 空 | なし |
| GT | 10 | 10 | 空 | なし |
ポイント:= を押すたびに、答えがトータルBOXにたまっていきます。GT(グランドトータル)は、トータルBOXの合計を画面に出すボタンです。答えを打ち直さなくても、6 と 4 の合計が出せます。
まちがえやすいところ:最後に GT ではなく = をもう一度押すと、合計は出ません。この電卓では、前の計算(×1)をくり返して、同じ答えがもう一度トータルBOXに入ってしまいます。
問題3 トータルBOXを残して画面を消す
7+1 を計算したら、トータルBOXは残して、画面の数字だけ消そう
押す順番:7 + 1 = → C
| 押す | 画面 | トータルBOX | メモリーBOX | M |
|---|---|---|---|---|
| 7 + 1 = | 8 | 8 | 空 | なし |
| C | 0 | 8(残る) | 空 | なし |
ポイント:C(クリア)は、画面の数字だけを消すボタンです。トータルBOXの中身は消えません。
まちがえやすいところ:AC(オールクリア)を押すと、画面と一緒にトータルBOXも空になってしまいます。C と AC は、消える範囲がちがいます。
メモリー機能の基本操作(問題4〜6)
問題4 メモリーに入れて合計を出す
4 と 3 をメモリーに入れて、合計を画面に出そう
押す順番:4 M+ → 3 M+ → MR
| 押す | 画面 | トータルBOX | メモリーBOX | M |
|---|---|---|---|---|
| 4 M+ | 4 | 空 | 4 | あり |
| 3 M+ | 3 | 空 | 4・3(合計 7) | あり |
| MR | 7 | 空 | 7 | あり |
ポイント:M+ は、画面の数字をメモリーに足すボタンです。数字を押したら、そのたびに M+ を押します。メモリーに数字が入ると、画面の左上に「M」の印が出ます。
MR は、メモリーの合計を画面に出すボタンです。出すだけなので、メモリーの中身は消えません。3 M+ → 4 M+ の順でも正解です。
問題5 足して、もう一度合計を出す
4 をメモリーに入れて合計を見たら、さらに 2 を足して、もう一度合計を画面に出そう
押す順番:4 M+ → MR → 2 M+ → MR
| 押す | 画面 | トータルBOX | メモリーBOX | M |
|---|---|---|---|---|
| 4 M+ | 4 | 空 | 4 | あり |
| MR | 4 | 空 | 4 | あり |
| 2 M+ | 2 | 空 | 4・2(合計 6) | あり |
| MR | 6 | 空 | 6 | あり |
ポイント:MR を押してもメモリーの中身は消えないので、そのあとも M+ で続けて足していけます。途中で合計を確かめながら足していくときに便利です。
この問題は MR を2回押します。1回目の MR で 4、2回目の MR で 6 が出れば正解です。
問題6 画面を残してメモリーを空にする
5 と 6 をメモリーに入れて合計を出したら、画面の答えは残して、メモリーだけ空にしよう
押す順番:5 M+ → 6 M+ → MR → MC
| 押す | 画面 | トータルBOX | メモリーBOX | M |
|---|---|---|---|---|
| 5 M+ | 5 | 空 | 5 | あり |
| 6 M+ | 6 | 空 | 5・6(合計 11) | あり |
| MR | 11 | 空 | 11 | あり |
| MC | 11(残る) | 空 | 空 | なし |
ポイント:MC(メモリークリア)は、メモリーだけを空にするボタンです。画面の数字は消えないので、MR で出した 11 はそのまま残ります。メモリーが空になると、画面の「M」の印も消えます。
まちがえやすいところ:AC を押すと、画面の 11 が消えてしまいます。しかも AC ではメモリーは消えません(問題10で確かめます)。
最後は両方いっしょに!(問題7〜10)
問題7 答えを両方のBOXに入れる
2+3 の答えを、トータルBOXとメモリーの両方に入れよう
押す順番:2 + 3 = → M+
| 押す | 画面 | トータルBOX | メモリーBOX | M |
|---|---|---|---|---|
| 2 + 3 = | 5 | 5 | 空 | なし |
| M+ | 5 | 5 | 5 | あり |
ポイント:= で答えがトータルBOXに入り、画面に答えの 5 が出ています。その画面の 5 を、そのまま M+ でメモリーにも入れます。
トータルBOXとメモリーBOXは別々の入れ物なので、1つの答えを両方に入れられます。
問題8 画面を消してメモリーを呼び出す
8×2 の答えをメモリーに入れたら、画面の数字を消して、メモリーの数字を画面に出そう
押す順番:8 × 2 M+ → C → MR
| 押す | 画面 | トータルBOX | メモリーBOX | M |
|---|---|---|---|---|
| 8 × 2 M+ | 16 | 空 | 16 | あり |
| C | 0 | 空 | 16(残る) | あり(残る) |
| MR | 16 | 空 | 16 | あり |
ポイント:8 × 2 と押したあと、= を押さずに M+ を押しても、答えの 16 がメモリーに入ります(初級の問題と同じ電卓の動きです)。8 × 2 = と押してから M+ でも正解です。そのときはトータルBOXにも 16 が入ります。
C で画面を消しても、メモリーの中身と「M」の印は残ります。MR を押せば、いつでもメモリーの数字を呼び出せます。
問題9 2つの答えをメモリーで足す
1+4 と 2+2 の答えをメモリーで足して、合計を画面に出そう
押す順番:1 + 4 = → M+ → 2 + 2 = → M+ → MR
| 押す | 画面 | トータルBOX | メモリーBOX | M |
|---|---|---|---|---|
| 1 + 4 = | 5 | 5 | 空 | なし |
| M+ | 5 | 5 | 5 | あり |
| 2 + 2 = | 4 | 5・4(合計 9) | 5 | あり |
| M+ | 4 | 9 | 5・4(合計 9) | あり |
| MR | 9 | 9 | 9 | あり |
ポイント:計算の答えが出るたびに M+ でメモリーに入れて、最後に MR で合計を出します。問題4のように数字を入れる代わりに、計算の答えを入れる形です。
= を押しているので、トータルBOXにも 5 と 4 がたまります。この問題で見るのは、画面とメモリーです。2+2 を先に計算しても正解です。
問題10 メモリーを残してトータルBOXを空にする
4×2 の答えをトータルBOXとメモリーに入れたら、メモリーは残して、トータルBOXだけ空にしよう
押す順番:4 × 2 = → M+ → AC
| 押す | 画面 | トータルBOX | メモリーBOX | M |
|---|---|---|---|---|
| 4 × 2 = | 8 | 8 | 空 | なし |
| M+ | 8 | 8 | 8 | あり |
| AC | 0 | 空 | 8(残る) | あり(残る) |
ポイント:AC(オールクリア)は、画面の数字とトータルBOXをまとめて消すボタンです。でも、メモリーは消しません。メモリーの 8 と「M」の印は残ります。
まちがえやすいところ:MC を押すと、メモリーが空になってしまいます。トータルBOXを消すのは AC、メモリーを消すのは MC です。
次は初級の問題へ
入門の10問ができたら、次は初級です。M+・M−・MR を使って、いくつかの数字を足したり引いたりする計算に挑戦します。初級でも、最初は AC → MC からです。
- ① はじめの STEP(全15):ボタンの動きを1つずつ覚える
- ② 入門(練習問題10問):このページの問題
- ③ 初級(練習問題5問):M+・M−・MR で計算する(初級の答えと解き方)
- 見えるメモリー電卓のページ一覧
メモリー機能を、もっとくわしく
M+・M−・MR・MC の意味や、GT(グランドトータル)との違いは、こちらで説明しています。